2020年1月から12月までの手術実績を公開しました

乳がん:初回手術例は159症例、161乳房でした。85乳房(53%)で乳房温存手術を実施しました。乳房全摘となった76乳房のうち16乳房(21%)では、形成外科との合同手術で、同時再建手術を行いました。腋窩(脇のした)リンパ節摘出は77%の患者さんが「見張りリンパ節のみ」で済みました。

甲状腺がん:甲状腺乳頭癌の初回手術例は50症例でした。甲状腺全摘術は15例(30%)、70%の患者さんが甲状腺機能温存を目指した片葉切除術を受けました。リンパ節については、78%の患者さんで気管周囲のみの予防的な摘出のみで済みました。

副甲状腺機能亢進症:原発性副甲状腺機能亢進症 47例あり、46例が良性副甲状腺腫瘍、1例が悪性腫瘍(副甲状腺がん)でした。また、4例は多発性内分泌腫瘍症1型の患者さんでした。続発性副甲状腺機能亢進症は4例あり、うち3例は三次性副甲状腺機能亢進症の患者さんでした。

副腎:ホルモンを産生する機能性副腎腫瘍は18例(褐色細胞腫8例、クッシング症候群6例、原発性アルドステロン症4例)あり、17例の患者さんが内視鏡(腹腔鏡)下手術を受けました。

甲状腺腫瘍診療ガイドラインの英語版が公開されました

岡本医師が委員長を務めた甲状腺腫瘍診療ガイドライン2018の英語版が日本内分泌学会の英文誌 Endocrine Journalに公開されました。The Revised Clinical Practice Guidelines on the Management of Thyroid Tumors by the Japan Associations of Endocrine Surgeons: Core questions and recommendations for treatments of thyroid cancer. Endocr J 2020 67:669-717.

国際シンポジウムに参加しました

2020年2月2日から3日に福島で開催された、第2回放射線医学県民健康管理センター 国際シンポジウム「より良い復興を、ともに」に参加しました。 岡本医師が「日本における甲状腺がんの診療ガイドライン」を講演しました。

藤田医師の論文が掲載されました

藤田俊広医師(牛久愛和総合病院)の症例報告論文「門脈ガス血症を伴い遅発性に狭窄をきたし切除した狭窄型虚血性小腸炎の1例」が日本外科系連合学会誌に掲載されました(日本外科系連合学会誌2019;44(6):1051-1055)

画像診断・核医学科、阿部教授の論文が掲載されました

甲状腺癌術後に行った放射性ヨウ素内用療法(アブレーション)の、当院での成績をまとめた論文「Low-dose radioiodine therapy for patients with intermediate- to high-risk differentiated thyroid cancer」(画像診断・核医学科、阿部光一郎教授)がAnnals of Nuclear Medicine誌に掲載されました(Ann Nucl Med 2020 Feb;34(2):144-151.)